お子さんと一緒にドローンをはじめてみませんか?
こんにちは。UNDER 500’です。
親子で飛ばして遊べるトイドローン
手のひらに収まってしまうほど小さいものや、カメラが付いているもの、DJIのドローンを見事にパ○ッたデザインのもの。どれを選んでいいのかわからないほど、たくさんの種類がありますね。
そこで、屋内がメインでちょっと外でも飛ばしてみたい、といった初心者にオススメの機体を紹介したいと思います。
Holy Stone HS170
ドローンを飛ばす楽しさがいちばんわかりやすいのがこれ。
しかも安いです(笑)
カメラはもちろん、GPSも、気圧センサーやビジョンセンサーなども付いていません。
『当て舵』と言って止めたい場所で逆の方向へ入力しないと、慣性でそのまま流されていきます。
機体の精度も値段なりです。
なので、トリムで調整しながら、安定するところを探す必要があります。
最初は少し難しく感じるかもしれません。
でも慣れてくると飛ばしてて最高に楽しいドローンです。
このドローンを自由に飛ばせるようになる頃には、知らず知らずのうちにいろんな技術が身に付いてます。
こちらの記事でも詳しく書いてます。
遅延もほとんど無いダイレクトな操作性は、狭い部屋でもブンブン飛ばすのに最適。墜落してもプロペラガードがしなやかで衝撃を吸収してくれます。
屋内で飛ばすなら間違いなくこのドローンをお勧めします。
7分くらいしか飛ばないので予備のバッテリーもあった方がいいですね。
充電を待っている間に子供は確実に飽きます。
本体付属のものと合わせて6個あればエンドレスでいけますよ笑
あんまり楽しいんで、この『HS-170』に気圧センサーを付けた『HS-170G』も買ってみました。
気圧センサーの精度がイマイチで、ホバリングしているとじわじわ高度が上がっていきます。高度を維持するのがちょっと難しいです。
どこかで見た事あるようなプロポも、中立付近の遊びが大きすぎて操作しづらい。
それでもセンサー無しの『HS170』よりは安定して飛ばすことができます。
Ryze TELLO
『DJI』と『Intel』の技術が詰まった超小型のドローン『Tello』。
カメラ付きのトイドローンならこれでしょう。
本体のみだと12,800円。
バッテリーが3個とバッテリー充電ハブなどが付いた、『Tello Boost コンボ』は18,900円と安く手に入るようになりました。
『Tello』に関しては以前に書いた記事や、いろんなところに詳しいレビューがありますのでそちらが参考になるかと思います。
80グラムと非常に小さな機体ですが、風次第では屋外での空撮も可能です。画質もオモチャにしては良いと思います。
子どもに操作させる時は、スマホのタッチパネルよりも専用のコントローラーがあった方がいいですね。
ウチの子はタッチパネルでの操作では、直感的に動かすのが難しいようです。
コントローラーならゲーム感覚で飛ばせるみたい。
小学校の低学年の子でも、『Tello』ぐらいだと飛ばすことができると思います。
ただ、室内であまり移動せずホバリングしてると、システムオーバーヒートが頻発することがあります。
放熱がイマイチうまくいかなくなるようです。
モーターもけっこう加熱するので、バッテリーが無くなったらモーターが十分冷めるまで待ってから飛ばすようにしましょう。
連続して飛ばすとモーター焼けの原因になります。
『Tello』のモーター交換は結構大変みたいですよ。
Holy Stone HS200D
外でも飛ばしてみたいなら、この『HS200D』がオススメです。
大きさは32センチ×32センチで重さも145グラムと、上の2つよりだいぶ大きくなります。室内だと思いっきり飛ばすのは難しいですね。
そーっと飛ばすなら大丈夫です。
これが意外と効果的な練習になったりもするんです。
落ちても数十センチの高さなので、ひどく壊れてしまうことも無いです。
機体が大きい分、動きに安定感があります。
それでも5段階に調節できるスピードを最大にすれば、キビキビとした飛行も楽しめます。
実際に飛ばしたことがあるのは、一つ前のモデルで『HS200』。
その後継機になる『HS200D』では、たくさんの改善点があります。
一番大きく変わったのはバッテリー。
リード線をつなぐタイプからモジュール式に変更されました。リード線のタイプに比べて本体への接続などがすごく楽です。
ゴミが入りやすかったモーターにもカバーがつきました。
そのほかにも『HS200』で気になっていた点がいくつも改善されています。
屋外でも多少の風なら安定して飛んでくれます。
映像も合格レベルです。ただ、搭載されるレンズが超広角なので、プロペラがかなり写り込んでしまいますね。
飛行時間は約10分程度なので、もう少し飛ばせるとうれしいですね。
予備のバッテリーはあった方がいいです。
さいごに
あまり難しいと子供はすぐに飽きてしまうので、ちょっとだけ難しい程度のものを選ぶと良いと思います。
充電待ちも確実に飽きますので、子供と遊ぶ時には予備のバッテリーを多めに用意して置くことをおすすめします。
また屋外で飛ばす場合は、室内で練習してある程度基本操作ができるようになってからの方が安心です。
小型のトイドローンは非常に風の影響をものすごく受けます。
ちょっとした風でも大きく流されてしまい、風上に動かすことができないこともあります。
『HS170』なんて42グラムしかないので、屋外で飛ばすのはあまりおすすめしません。
また、トイドローンとは言ってもどこで飛ばしても良い訳ではないので、飛行させる場所のルールに従って安全に楽しんでください。