今回は『Osmo Mobile3』と、以前から使っている同じく折りたたみできるスマホ用ジンバル『Snoppa ATOM』。
実際に使って比較してみたいと思います。
こんにちは。UNDER500’です。
比較に使用したスマホはiPhone XS Maxです。
『Osmo Mobile3』と『Snoppa ATOM』
『Osmo Mobile 3』は高精度な『Active Track 3』と激しい動きにも対応できるパワーが特徴。
カメラ性能の高い大型のスマホにおすすめです。
フォーカスのコントロールも可能で、多彩な撮影の機能を持つ『Snoppa ATOM』。
『iPhone6』などの古いスマホにも対応しています。
形はよく似ていますが、性格はだいぶ違いますね。
『Snoppa ATOM』ってなに?
『ATOM』は『Snoppa』という中国のメーカーが作っている、クラウドファンディング『INDIGOGO』発のスマホ用ジンバルです。
『Osmo Mobile 3』と同じように『ATOM』もアームを折りたたむことができます。
定価は¥19,800ですが、実売価格は¥15,000前後です(2019年9月現在)。
『Osmo Mobile 3』の¥13,600よりも少し高めですが、『ATOM』のほうが付属品や機能も充実していますね。
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アプリ
それぞれ専用のアプリを使って操作します。
DJI MIMO
『Osmo Mobile 3』は『Osmo Pocket』や『Osmo Action』と同じく『DJI MIMO』を使用します。
Snoppa
『Snoppa ATOM』も無料アプリが用意されています。
本体
まずは本体のスペックをみてみましょう。
Osmo Mobile3 | Snoppa ATOM | |
サイズ(展開時、HxWxD) | 285 x 125 x 103 mm | 297 x 123 x 73 mm |
(収納時) | 157 x 130 x 46 mm | 198 x 106 x 50 mm |
重量 | 405 g | 440 g |
スマートフォンの幅 | 62~88 mm | 55~90 mm |
スマートフォンの厚さ | >9.5 mm | >9.0 mm |
最大搭載重量 | 230 g | 310 g |
稼働時間 | 15時間 | 24時間 |
充電時間 | 2.5時間 | 3時間 |
サイズ
実際に並べてみると大きさは変わらない印象です。
Osmoのほうが少しだけ小さく見えます。
ATOMはOsmoのケースにはギリギリ入りませんでした。
重量、質感
Osmoが406gなのに対して、ATOMが444gと少しだけ重いですね。
持ってみると明らかにOsmoのほうが軽いのがわかります。
長い時間、手で持って撮影するなら少しでも軽いほうがいいですね。
ATOMの金属の質感は、高級感はないものの安っぽい感じはありません。
グリップにはラバーのすべり止めが付いています。
Osmoはコストの関係で、ちょっとチープなプラスチックの質感です。
ただ、グリップはしっかりと握れる形状で、この部分の質感はなかなかですよ。
また、Osmoはグリップの角度が絶妙で、トリガーボタンの操作がとてもラクですね。
展開、折りたたみやすさ
ATOMは各モーターを順番にロックして折りたたみます。
一方、Osmoはホルダー部を先にロックしてから、2か所のマークを合わせて折りたたむとジンバルをロックできます。
展開するときにはATOMの場合、ボタンを押してから開きますが、Osmoはそのままパカっと開くだけ。
どちらも簡単に展開、折りたたみができます。
ボタンがないだけOsmoの方が使いやすいかな、といった感じですね。
ジンバルの性能
ジンバルの可動範囲
Osmo Mobile3 | Snoppa ATOM | |
パン | -162.5°~170.3° | 360° |
ロール | -85.1°~252.2° | 330° |
チルト | -104.5°~235.7° | 330° |
実際に動かしてみました。
パン
Osmo Mobile 3
Snoppa ATOM
パン軸方向は、止めるまで回転し続けます。
ロール
Osmo Mobile 3
Snoppa ATOM
チルト
Osmo Mobile 3
Snoppa ATOM
Osmoのほうがキビキビ動きます。
ジンバルの可動範囲はATOMの方が広いですね。
バッテリー
駆動時間はOsmoは15時間、ATOMが24時間となっています。
ATOMの『24時間』はちょっと誇張しすぎな気もしますが、バッテリーの持ちがいいのは事実です。
15時間と書いてある所もありますね。
一方のOsmoはスマホが発熱してしまい、連続で長時間は使っていません。
フル充電した状態で短時間だけ使いましたが、バッテリーのインジケーターは最後まで3つ点灯したままでした。
バッテリー残量の確認は、Osmoは電源がオフの状態でもメニューボタンを短く1回押せばLEDのインジケーターで確認することができます。
一方のATOMはアプリ内でしか確認できません。
持ち運びやすさ
OsmoもATOMも収納用の簡単な袋が付属しています。
三脚や付属のケーブルなども収納することができます。
ポケットに入れるには大きいですが、カバンに放り込んで持ち運ぶのには苦にならない大きさです。
Osmoのケースはしっかり本体を保護してくれるので、長距離の移動の時などに便利そうです。
ATOMはこんな感じで引っ掛けて持ち歩くこともできます。
おすすめはしませんが…笑
同梱品
Osmoはワイヤレス充電には対応していないので、ジンバルからのスマホの充電は有線のみですが、充電用のケーブルは付属していません。
本体の充電用ケーブルと収納用の袋、ストラップのみです。
一方、ATOMには充電用のケーブルが2種類と、マイクケーブルが付属しています。
もちろん本体の充電用ケーブルも付属します。
長さもちょうどいいのでとても使いやすいですね。
ワイヤレス充電にも対応しています。
三脚はOsmoの場合はコンボにのみ同梱されています。
グリップが前傾した構造なので三脚も大きいものが用意されています。
ATOMの三脚は別売りのオプションでしたが、今は本体に付属しているようです。
オモチャみたいに小さいですが十分使えます。
動画撮影
撮影できる動画はOsmoが1280/30fpsからなのに対して、ATOMは540/60fpsから対応しています。
Osmoは3840/60fpsまで撮れますが、ATOMは2160/60fpsが上限です。
ATOMはカメラの性能が低いiPhone6やSEなどの古いスマホでも十分使う事ができます。
ただ高性能なカメラをもったスマホでも、アプリを使うと4Kでは撮影する事ができません。
顔認識、物体認識
『Osmo Mobile 3』では『Active Track 3.0』がスマホのジンバルで使えるようになりました。
『Active Track 3.0』はミラーレスカメラ用の3軸スタビライザー『Ronini-SC』にも採用されたアクティブトラッキング機能です。
DJIのドローン『Mavic2』シリーズに搭載されている『Active Track 2.0』でもトラッキングの精度の高さに驚きました。
『Active Track 3.0』も自撮り程度なら対象が外れてしまうことはまずありません。
万が一対象が外れてしまっても自動で再認識します。
スマホでここまでできてしまうのがホントにすごい!
動き回る子供を撮るのにも最適です。
ATOMにも『顔認識』や『物体認識』の機能がありますが、性能はイマイチです。
なかなか認識してくれなかったり、やっと捉えても簡単に外れてしまいます。
再認識の機能はありません。
タイムラプス
どちらのジンバルでもタイムラプスの撮影が可能です。
Osmoには『ハイパーラプス』と『タイムラプス』、ATOMには『タイムラプス』と『ライムラプス』の2種類があります。
『ハーパーラプス』は手持ちで撮影できるタイムラプスで、『Osmo Pocket』などでもおなじみの機能です。
『Active Track 3.0』を有効にして撮影することもできます。
ATOMの『タイムラプス』はジンバルを自動でゆっくり動かしながら撮影するモードで、撮影の開始、終了のアングルを設定できます。
始点と終点の途中に、3か所まで通過点を指定することも可能です。
この機能はOsmoのタイムラプスにも付いています。
写真の間隔なども設定することができます。
もう一つの『ライムラプス』は三脚に固定して雲の動きや夕日などを撮影する、いわゆる普通のタイムラプスを撮影するモードです。
スポーツモード
トリガーボタンの操作でスポーツモードに切り替わります。
Osmoは振り回しても、走り回ってもスマホをしっかりと保持してくれます。
一方のATOMでは振り回したりするのは苦手です。
急に止めるとカックンと大きく揺れてしまいます。
軽量な『iPhone SE』でも急な動きで揺れてしまうので、スマホの重量のせいではないようです。
ただ、スマホと合わせて600g以上あるジンバルをブンブン振り回して撮るか?といわれると微妙ではありますね。
フォーカスコントロール(ATOM)
ATOMはズームボタンを『フォーカス』のコントロールに変更することが可能です。
さいごに
Osmoはカメラの性能が高い大型のスマホ向けですね。
一方のATOMは、豊富な機能と古いスマホでも使えるのが魅力です。



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