想像以上にいろんなことが出来るドローン、『Tello EDU』。
DJIとインテルの技術を導入して、非常に高い安定性を持った小型のドローン『Tello』。
GPSは搭載されていないものの、ホバリングの安定性などトイドローンとは思えないほど高性能な機体です。
その派生モデルのひとつが『Tello EDU』です。
実はすごい性能を持っていました。
【Tello EDU】派生モデル『EDU』と『アイアンマン エディション』
派生モデルとしてプログラミング教育用のドローン『Tello EDU』があります。
『Tello EDU』では『Tello』も対応しているプログラミング言語『Scratch(スクラッチ)』はもちろん、AppleのiOSやmacOSなどで利用できる『Swift(スイフト)』と、汎用性の高い言語の『Python(パイソン)』にも対応しています。
価格は 16,800 円(税込)。
ちょっとだけ『Tello』より高いですね。
DJIやAppleのオンラインストアと一部のApple ストアで販売しています。
『Tello EDU』は専用アプリのほか、Telloで使われている『Tello』アプリでも操作することができます。
iPad専用アプリになりますが『Swift Playgrounds』での操作も可能です。
TELLO
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TELLO EDU
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Scratchを使ったブロックプログラミングを遊びながら学べるほか、機体の操作も可能で『Gyroscope Control Mode(ジャイロスコープ コントロール モード)』ではスマホを傾けて操作することもできます。
以前は日本語にも対応していましたが、現在は中国語と英語だけになってしまっています。
バージョン1.3.1から日本語対応になりました。
他にも『Tello EDU』は、『DroneBlocks』などのにアプリに対応しています。
『DroneBlocks』は通常の『Tello』にも対応していて、海外で『Tello』のプログラミング学習によく使われているアプリです。
DroneBlocks
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『IRON MAN』とコラボした『Tello IRON MAN EDITION(アイアンマン エディション』も発売されましたね。
専用のアプリまで用意されています。
これもなかなか面白そうですね。
Telloとの違いは?
機体のスペックは『Tello』とほぼ同じ
- 重量: 87 g(プロペラとバッテリー含む)
- サイズ: 98×92.5×41 mm
- プロペラ: 3インチ
- 内蔵機能: 距離計、気圧計、LED、ビジョンシステム、2.4 GHz 802.11n Wi-Fi、720p ライブビュー
- ポート: Micro USB充電ポート
- 重量: 約80 g(プロペラとバッテリー含む)
- サイズ: 98×92.5×41 mm
- プロペラ: 3インチ
- 内蔵機能: 距離計、気圧計、LED、ビジョンシステム、2.4 GHz 802.11n Wi-Fi、720p ライブビュー
- ポート: Micro USB充電ポート
機体のスペックは、ほぼ同じですね。
『Tello EDU』の方がわずかに重い程度です。
- 飛行性能 最大飛行距離: 100 m
- 最大速度: 8 m/s
- 最大飛行時間: 13分
- 最大飛行高度: 30 m
- 脱着式バッテリー: 1.1Ah/3.8V
- カメラ 写真: 5MP(2592×1936)
- 視野角( FOV ): 82.6°
- 動画: HD720p30
- フォーマット: JPG(写真)、MP4(動画)
- EIS(電子式映像ブレ補正): 対応
それ以外は『Tello』と全く同じです。
同梱品の違いは、4枚の『ミッションパッド』
- 本体(プロペラガード付き)
- バッテリー
- 予備プロペラ(cw、ccw 各2枚)
- プロペラ取り外し用ツール
- マニュアルミッションパッド(4枚)
- USBケーブル(USB-A to USB-B)
『Tello EDU』には、ビジョンセンサーで認識できる地点情報として使用できる4枚の『ミッションパッド』が付いてきます。
複雑なコーディングが可能に
『Tello』との一番の違いは『ミッションパッド』に対応しているところです。
『Tello EDU』にの『ミッションパッド』には、星座をモチーフに表側には「1」から「4」までの数字が描かれています。
裏面は「5」から「8」。
この『ミッションパッド』を使用して位置を認識させることで、『Tello EDU』にあらかじめプログラムした動きをさせることができます。
複数の『Tello EDU』を使った編隊飛行の制御も可能です。
同じドローンがたくさんあると、どれがどれだか分からなくなりそうですね…(笑)
さいごに
プログラミング教育に最適なドローン『Tello EDU』。
子供から大人までレベルに合わせて楽しむことができます。
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