【Osmo Mobile 3】スマホが熱くなりすぎる?!【高温注意】

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仕様?故障?

ちょっとスマホ熱くなりすぎじゃない?

スマホ用ジンバル『Osmo Mobile 3』のレビューを書くつもりでしたが、ちょっとした問題が…

撮影中のスマホの発熱が酷いんです。

撮影を開始して10分前後でiPhoneが『高温注意』と警告を出して動かなくなり、撮影できなくなってしまいます。

特に『Active Track 3.0』を使っていると、あっという間に熱くなってきます。

【2020年8月 追記】

その後のアップデートでスマホの過熱はだいぶマシになりました。

iPhoneXS Maxで使っていますが、過熱で止まってしまうことはなくなりました。

バージョン情報

  • DJI Mimo    1.3.4
  • OSMO Mobile3  01.00.00.70

【Osmo Mobile 3】『高温注意』

先日、発売になったばかりの『Osmo Mobile 3』を使ってみました。

スマホは『iPhone XS Max』です。

この日は天気もよく、気温も30℃ぐらい。

直射日光の当たる屋外ではなく、空調の無い室内で撮影していました。

『Active Track3.0』を試しながら撮影をはじめると、10分ぐらいで『高温注意』の表示とともに止まってしまいました。

温度が下がるのを待って撮影を再開しましたが、その後もすぐに熱くなって落ちてしまいます。

【Osmo Mobile 3】過熱の様子を調べてみる

何度も高温になってしまう事があったので、実際どのくらいで温度が上がるのか調べてみました。

iPhone XS Maxをセットした『Osmo Mobile 3』を三脚に載せ、『Active Track3.0』を使って撮影してみました。

屋内での撮影で、空調は止めた状態です。

温度の測定には放射温度計を使いました。

開始時の室温は24.1℃。

本体の温度は28.6℃でした。

5分経過

すでにiPhoneの温度が上がり始めています。

40℃を超えました。

触るとあったかくなっているのが分かります。

10分経過

部分的に熱くなっています。

温度は43.1℃まで上がっていますね。

15分経過

温度はあまり変わりませんが、全体が熱くなってきました。

この直後に『高温注意』が出てしまいました。

『高温注意』が出た時の温度は45.3℃でした。

『Osmo Mobile 3』に関する記事がたくさんありますが、スマホの発熱について触れられているものはほとんどありませんね。

『iPhone XS Max』は金属よりも熱を伝えにくいガラスで覆われているうえ、防水機能もあるため気密性も高く排熱性は決して良くないです。

ただ、これまでいろいろなスマホ用ジンバルで使ってみましたが『高温注意』で止まったことは一度もありません。

【Osmo Mobile 3】アプリの負荷が大きい

原因は専用アプリ『DJI MIMO』のようです。

アプリを起動して撮影していると、温度は急激に上がっていきます。

ちなみにBluetooth接続なしで、iPhoneのカメラアプリで撮影している場合は過熱することはありませんでした。

カメラアプリでも多少の発熱はありますが、『高温注意』が出てしまうような温度ではありません。

【Osmo Mobile 3】さいごに

DJIの『Osmo Mobile 3』は撮影中にスマホが過熱することが多いようです。

特に『Active Track3.0』で撮影しているときには、スマホが高温で撮影できなくなってしまうこともしばしばあります。

また、スマホが熱くなるとジンバルが勝手に動き出すなどの誤動作が出ることもありました。

屋内などの条件が良い環境で、短時間だけ使う分には問題ないんですけどね…

今後のアップデートで少しでも解消することを期待しています。

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