2018年4月に発売された”RYZE Tello”。
おもちゃとは思えないほど高性能のドローンです。
今さらですが、Telloを買ってみました。
RYZE Tello
今回購入したのは本体の他に、予備のバッテリーが1つ。
操作はスマホのアプリを使います。
TELLO
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専用のコントローラーもあります。
【Tello】さすがDJI + Intel!屋内での安定感は異常!
まずは屋内で飛ばしてみましょう。
スマホをTelloのWiFiに接続。
アプリを起動すれば準備完了です。
アプリの離陸をタップして、バーをスワイプすると自動で離陸します。
なにこれ?
何にもしなくてもフツーにホバリングし始めました。
トイドローンとは思えない安定感。
操作の遅延もほとんど無く、部屋の中でも安心して飛ばすことができます。
操作してないときはホバリングも勝手にしてる。
当て舵も勝手に入ります。
おもちゃを飛ばしている感覚ではないですね。
ここまでコントローラーから手を離しても大丈夫なトイドローンは他にはないと思います。
しかもコレが1万円ちょっとで買えてしまうんですよ(笑)
【Tello】風にはちょっと弱いかも
屋外にも連れ出してみます。
空撮の練習をしている、ジイさんの田んぼにやってきました。
まずはホバリングしながら、Telloで撮影。
傾いてるのはしょうがないにしても、結構ちゃんと撮れてますね。
静止画ならいいんじゃないでしょうか。
動画はダメですね…
風は弱く風速2、3mぐらい。
このくらいの風であれば屋内と同じようにな感覚で飛ばせますね、
今度は地面からでは無く「スロー アンド ゴー」で飛ばしてみます。
Telloを起動してから、ポイっと投げるとプロペラが回り出しました。
おお、ホバリングしてる!
と思ったら瞬間、
風に乗って流されていきます(汗)
慌てて着陸
田んぼで良かったー
何度かやってみましたが、風が出て来てしまい終了となりました。
やっぱり風には弱いですね。
風上側に動かせないこともありました。
でも、80gしかない超小型の機体です。
この大きさのトイドローンに屋外での飛行性能を求めるのは無理があります。
カメラの性能もおもちゃとしてなら、これで十分楽しめると思います。
さいごに
風の無い屋内などではトイドローンというより、GPSが付いたDJIのドローンの挙動に近い感じです。
高性能なビジョンセンサーや気圧センサーなどが搭載されたドローンが、この値段で買えるとはホントにびっくりです。
ただ、そのかわりセンサーなしのトイドローンのような、キビキビした動きは全くありません。
それにも驚きましたが、ちょっと寂しいかも。
DJIはお手頃なTELLOでドローンや空撮を体験して、『Phantom』や『Mavic』にステップアップ、みたいな狙いなんでしょうね。
まさに『撒き餌』ですね(笑)
いずれにしても、これから特にドローンで空撮を初めてみたい、という方にはオススメです。
ただ、高性能過ぎてあまり練習にはならない気もしますが…