【FAA】アメリカでドローンを飛ばすのに必要な登録番号の貼り方が変わった!【2019】

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連邦航空局(FAA)の登録番号を表示できるのは機体の外面のみになります。

こんにちは。UNDER500’です

アメリカでドローンを飛ばす際の新しい規制で、ドローンへの連邦航空局(FAA)の登録番号を表示する場所に変更がありました。

これからは、必ず機体の外面、見えるところに表示する必要があります。

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これまでの規則との違いは?

2015年からFAAが小型ドローンの登録を始め、民間や個人でドローンを飛ばす場合は、自分の機体にFAAが発行した登録番号を表示することが義務付けられています。

今回の変更は、その登録番号を表示できる場所を機体の外面に限定するものです。

どこに表示したらいいの?

機体の外面に刻印やラベルを貼り付けるなどで表示します。

外から見えれば表でも裏でも構いません。

「刻印」ってかっこいいかも(笑)

以前の規則では、工具などを使わずにアクセスできる場合は、外から見えない場所でも大丈夫でした。

例えばバッテリーを外して、その下から登録番号が出てきても、ちゃんと表示していることになります。

ここなら工具を使わずに確認することができますね。

今回の規制で、ここに登録番号を表示するのはダメになりました。

新しい規制ではドローンの外部を目視検査した時にすぐにわかるところに表示しなさい」ということになっています。

実際にハワイで飛ばしてきた時には、こんな感じで登録番号を貼っていきました。

これなら大丈夫です。

なんで変更になったの?

登録番号が外面の見やすいところにあれば、警察や警備会社などが犯罪やテロに使われたドローンの操縦者をより早く特定しやすくなります。

外面にない場合は、カバーを外したりバッテリーを外すなどドローンを調べる必要があります。登録番号を探す時に、ドローン内に爆発装置などがあった場合などの危険性についても、その理由としています。

ドローンの操縦者が自分の登録番号を機体の見やすい場所に表示することで、FAAは安全性とセキュリティの向上につながると考えているようです。

つまり、ドローンの目視点検だけで登録番号を直接見られるようにしたい、ということです。

操縦者の早期特定のために、ドローンの登録番号は極力わかりやすいところに表示してほしい、という流れから今回の変更になりました。

確かに不審なドローンのバッテリーを外したりするのは怖いです。

まさに命懸けですね…

いつから施行されるの?

新しい規則は2019年2月25日からです。


出典: faa.gov

それまでに機体の外部、簡単に目視できる場所に登録番号を表示する必要があります。

さいごに

連邦航空局(FAA)の規制で、機体の登録番号を表示する場所に変更があります。

登録番号を外から見えない場所に貼っている方は注意してください。

FAA登録の方法はこちらをどうぞ。

https://drone-under500.com/drone/faa-drone-registration-usa-2018/