中国の『Xiaomi FIMI』が499ドルのドローン、『Xiaomi FIMI X8 SE』を発表。
海外で予約を開始しました。
こんにちは。UNDER 500’です。
Xiaomi? FIMI? なんのこと?
『Xiaomi(シャオミ)』 は中国の企業でスマホやタブレット、スマホ用のジンバルのほか、最近では白物家電まで手がけている中国のメーカーです。
何年か前にAppleのiPhoneにそっくりなスマホを発売して、いろいろと問題になった会社です。
その傘下にある『FIMI』 もジンバルやアクションカメラなどを作っています。
そんな『Xiaomi FIMI』から、これまたDJIのMavicにそっくりなドローンが発売されるようです。
Xiaomi FIMI X8 SE
それがコレ。
どっかの記事に『MavicAir対抗ドローン』なんて書いてあったけど、大きさはMavic2と同じぐらいです。
FIMI X8 SE
https://www.fimi.com/fimi-x8-se.html
DJIの折り畳みドローンと同じような機能がついています。
3軸の機械式ジンバルを搭載しています。
センサーはSONYのIMX378。
高性能なスマホに搭載されているカメラと同じものです。
折り畳むとスマホ並みの大きさ?
比較されているスマホは、iPhoneXみたいに見えます。
Xiaomi FIMI X8 SE | 204 x 106 x 72.6mm |
iPhone XS Max | 157.5 x 77.4 x 7.7mm |
一番大きいXS Maxだとしても、Mavic2よりはだいぶ小さく感じます。
実際にMavic2とXS Maxを並べてみるとこんな感じ。
Mavic 2 | 204 x 106 X 72mm |
iPhone XS Max | 157.5 x 77.4 x 7.7mm |
MavicAirだとこうなります。
Mavic Air | 168 x 83 X 49mm |
iPhone XS Max | 157.5 x 77.4 x 7.7mm |
Mavic2と長さは1センチしか違わないはずなのに、なんでそんなに小さいの?
Xiaomi FIMI X8 SE | 204 x 106 x 72.6mm |
Mavic 2 | 204 x 106 X 72mm |
隣に置いてあるスマホはなんなんだ?
機能も満載
ホームページにはいろんな機能の説明が続きます。
アクティブトラックみたいなこともできます。
安全機能も充実しています。
アプリもDJI GO 4そっくり。
前方と下部にカメラを搭載。
『GPS+GLONASS』での制御もDJIと同じです。
3倍のデジタルズームも搭載されています。
モーションラプスだってできちゃうようです。
『Litchi』も必要ありませんね。
でも、ちょっと不安…笑
この性能でたったの499ドル
一番驚いたのは、その値段。
『Mavic2 Pro』の3分の1以下で買えてしまいます。
実物を見たわけでは無いので、どの程度の完成度なのかはわかりません。ホームページに書いてある通りの性能であれば、めちゃくちゃコスパが良いドローンですね。
発売は2019年2月のようです。
日本での発売は未定。
日本では販売されない?
ただ、このままの仕様では、日本での発売は難しそうです。
ネックになるのは電波法。
このドローンは5.8GHz帯の電波のみを使っています。日本でドローンなどに割り当てられている周波数は2.4GHz帯です。日本で発売するには2.4GHz帯にも対応する必要があります。
DJIのドローンは2.4GHzと5.8GHzの両方の帯域を使っていますが、日本で販売されているものは2.4GHzのみ使用する設定になっています。
最後に
このクラスのドローンは、ほぼDJIの独占状態です。
よく分からないところの多いX8 SEですが、このクラスに参入してきたことは非常に面白いと思います。
ぜひ日本でも販売できるようにしてほしいですね。
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